読む会2019

喫茶店で珈琲でも飲みながら、戯曲を読みませんか。
みんなで輪になって声に出して読んでみませんか。

5月から始まります。
参加者募集中!

今年度は「海外戯曲」と「コント」の2クラス。
各クラス6回で2クラス合わせて12回の開催です。

それぞれ全回通しで参加されるほうが理解が深まりオススメですが、1回のみの参加も可能ですのでお気軽にどうぞ!
海外戯曲(チェーホフ『三人姉妹』)を読んでみましょう

近代演劇に重要な位置を占めるチェーホフの代表作の一つ「三人姉妹」を6回に分けて読み解き、いくつかのシーンを実際に演じてみます。戯曲は小説のような心理描写や説明もなく、セリフとわずかなト書きだけで書かれています。つまり読み手の想像力なしには、戯曲を読み進めることはできません。それともう一つ、セリフで構成されているということは、声に出して読むということも大切だということです。セリフを声に出すための、姿勢や立ち方も大切にしたいと思います。チェーホフの作品には、興味を引くようなストーリー展開や複雑なからくりといった面白さはありません。ただただ、登場人物が丹念に描かれています。想像力をフル回転させ、セリフを声に出し、チェーホフの戯曲世界を楽しみましょう。

(平岡秀幸)俳優・アクティングトレーナー
毛利菊枝演劇研究所修了。劇団くるみ座を経て、フリーとなる。2004年度文化庁在外研修員として渡英、 RADAにて研修を受ける。現在ビックワンウェスト所属俳優として、映画・TVに多数出演。日本演出者協会会員、日本俳優連合会員。
オリジナルの戯曲(コント)を読んでみましょう

中野劇団は笑いを主体とした芝居作りをしています。「笑い」とは人を笑わせる「仕掛け」です。仕掛けられた笑いを、「面白かった」「イマイチだった」と判断することは、生活の中で自然にやっていると思います。ですが、何故笑ったのか、何故笑わなかったのかを考えることは、普段あまりないのではないでしょうか。中野劇団の短篇脚本を使って、日常の中の非日常、あるいは非日常の中の日常を可笑しく思う気持ちを理解し、表現することで、「笑い」について普段より少し向き合ってみませんか。と、難しく書きましたが、楽しく台本を読んでみたい方も気軽にご参加ください。

(中野劇団)
2003年、中野守を中心に旗揚。緻密に張り巡らされた笑いの伏線を、波状的な笑いに昇華させ回収していくシチュエーションコメディを得意とする。第6回クォータースターコンテスト(QSC6)で「優秀作品賞」を受賞。火曜日のゲキジョウ第4回30GP準優勝。
①平岡クラス(水曜日):
5/15(水) ,6/12(水) ,7/10(水) ,8/7(水) ,9/11(水) ,10/9(水)

②中野クラス(木曜日):
5/30(木) ,6/27(木) ,7/25(木) ,8/22(木) ,9/26(木) ,10/24(木)
19:00〜21:30頃(18:30から受付)

※18:00までは通常の喫茶営業しておりますので、喫茶ご利用いただき、受付時間までそのまま店内でお待ちいただくことも可能です。
1回あたり     一般1800円  学生1200円
1クラス6回通し   一般9000円  学生6000円  (1回分お得)
2クラス12回通し  一般16000円  学生10000円 (3回分お得)

※各回にドリンク(珈琲or紅茶)付きです。珈琲片手に読みましょう。
※平岡クラスは市販本(新潮文庫/桜の園・三人姉妹/チェーホフ著/神西清訳)を用いますので、各自でご用意ください。読む会の当日にフィガロでも購入(562円)いただけるよう数冊準備しています。